時は戦国。地下から溢れ出した魔物が、城と城下町を侵し、異形の魔城へと姿を変えた。
忍者・螺旋は主を救うため魔界へと降り、敵対勢力と契約を結ぶ。代償は人間としての生。その果てに得たのは、常人を超える力であった。
だが、その力は呪いでもあった。螺旋は、倒した魔物や、魂を奪われた者たちの瘴気――魂の残滓を喰らい続けなければ、現世に留まることすらできぬ身となった。
己の存在を繋ぎとめるために魂を喰らい、かつての仲間すら斬らねばならない。忠義と宿命、その狭間で螺旋の戦いが始まる。
本作は、和風ダークファンタジーを舞台としたローグライト・アクションである。
プレイヤーは螺旋を操り、地獄と化した魔城を駆け上がる。敵を斬り、魔を屠り、屍を踏み越え、ひたすら天を目指す。
操作は1スティック1ボタンのシンプルな仕様。スティックで移動し、ボタンでジャンプや床の裏側への移動を行う。さらに空中ではかぎ縄を放ち、思わぬルートを切り拓くこともある。
攻撃は自動で繰り出される。手裏剣、苦無、火焔弾、戦鷲――多彩な武器が次々と解き放たれ、シンプルな操作ながらも苛烈な戦闘が繰り広がる。
武器は自由な順序で強化でき、最終的には爆発的な火力を振るうに至る。
神鳴玉、神器覚醒、竜巻など、その他にも多数の特別な装備が存在する。いずれも強力な補助手段として螺旋を支え、過酷な戦場を駆け抜ける助けとなる。
さらに、集めた鉱石を用いれば体力や制限時間、アイテム出現率を高めることもできる。敗北を重ねるほどに螺旋は力を増し、挑戦のたびにさらなる深淵へと足を踏み入れるのだ。
螺旋の刃は、魔を穿つのか。それとも己を喰らい尽くすのか。
血と魂に彩られた道を駆け上がり、悲しき忍者・螺旋の宿命をその手で切り拓け。
